【志願奴隷】さわ との日々
さわ が、家に来てから1ヶ月が過ぎた。さわ は、自分の事を殆ど話さない。僕もそれでいいと思っている。
ある日、珍しく さわ から話しかけてきた。
「かつみ様。さわ は、ここに居て、本当にいいのですか?」
「ん。どうして?」
「かつみ様は、さわ の事を何もお聞きになりません。でも、優しく接してくれます」
「ん。だって、さわ がここに居ることには違いないでしょ。それに、何か有るなら、さわ が話したくなったら、話すだろうからね」
「かつみ様」
「ん?何?」
「さわ は、嘘ついていました」
「そうなの?」
「さわ は、本名ではありません。本当の名前は別にあります」
「そうなんだぁ別に構わないよ。僕にとっては、さわ は さわ だからね。それじゃぁ嫌なの?」
「・・・嬉しいです。さわ は、本当の名前を捨てたくて、かつみ 様の所に来ました」
「それじゃぁ別に嘘ついていないよね。僕の目の前にいて、僕の事を必要としている人は、さわ なんだよね」
「それでいいよ。さわ の本名がなんであろうと、僕が愛しいと思うのは、さわ だからね」
「ありがとうございます。さわ は幸せ者です」
それから、さわ は、僕に自分の事を少しずつ話す様になった。彼氏が居たこと、学校に通っていたこと、両親の事、そして、僕の文章との出会いの事。そして、僕に何を求めているのか...。
さわ は、今まで SEX では満足した事がなくて、自分の性欲が異常だと思っていたらしく、自分でも押さえられない性欲を彼氏にぶつけてみても、理解されなくて、自分が異常であると思い込んでしまっていた。そこに、僕の書いた香織とのやり取りを見て、あぁ自分が異常ではなかったんだ、この人なら自分の性欲を満足させてくれる。この人になら、自分の全てを捧げてもいい。そう思い込んでしまった。
実際に、僕は香織とは メールでのやり取りのみで、リアルでは逢っていない。でも、僕と香織のやり取りに、自分の理想を重ねて、あまつさえ香織に嫉妬心さえ持ってしまったとの事。
そういうやり取りが逢っても、さわ の行動には変わりはなかった。生理の日以外は、ショーツを穿こうとはしないし、部屋の中に居るときには、何時でも僕の側に居る。
僕も、さわ が居る生活に慣れてきた。今までは、僕は始発で帰って、シャワーだけ浴びて会社に戻る生活をしていたが、さわ が部屋に居るようになってからは、どんなに遅くても終電は帰るようになったし、普段は21時には会社を出るようになった。そして、さわ に帰る旨を連絡する。仕事も今までは、絶対に部屋に持ち帰らなかったが、文章作成や提案書作成程度の仕事は、部屋に持ちかって、さわ の側でやるようになった。
僕が帰ってきて、家の門を空けて、ドアの鍵を開けて、家に入ると、さわ は必ず玄関側の部屋で待っている。最初は、玄関に来ていたが、僕がたまに友達や部下を連れて帰ることがあるので、さわ は、玄関近くの部屋で待つようになった。それに、殆ど Tシャツ だけで過ごしているので、外から見えてしまう事を僕が嫌ったからだ。
今日、僕は久々に仕事がなくて、18時には帰れる見込みになった。その旨を さわ に連絡したら、
「それでは、今日は、駅までお迎えに上がって良いでしょうか?」
「別にいいよ。なんで?」
「さわ が、かつみ様にお許しを貰って、丁度1ヶ月になります。かつみ様からお預かりしているお金からですが、一緒にお買い物をしたいと思いました」
「あぁそれなら、新宿に来るかい? 映画でも見ようか?」
「いいです。あの公園で、さわ の事を可愛がってください。その方が、さわ は嬉しいです」
「解った。それじゃぁ何時もの格好で来るんだよ」
「はい。ありがとうございます」
さわ との約束で、外に出るときには、必ず服をしっかり来てくる事と下着は上下して来る事を言って有る。僕自信確かに、露出をさせることは好きだが、外からは解らない露出をさせるのが好きなのだ、明らかに露出をさせたりする事に抵抗がある。最初、さわ も僕と一緒にハプニングバーに行きたがったが、僕がそれを拒否した。僕自身、ハプニングバーに面白みを感じないからが大きな理由だ。
電車が最寄り駅についた。さわ は、改札の前で待っていた。不思議と愛しく思う気持ちがこみ上げてくる。人目が有るが、さわ を抱き寄せて軽くキスをした。
そして、さわ が買い物したいとの事だったので、近くの商店街に行くことにした。さわ が欲しがっていたのは、洗剤等の日用品だった。
「さわ。言ってくれれば、買って帰るのに...」
「かつみさん。さわは、かつみさんとこうして買い物するのが喜びなんです」
そう、外では、僕の事を、かつみさん と呼ばせている。
「わかったよ。買い物はそれだけ?」
「はい」
「それじゃぁ軽く何か食べていこうか?何か食べた物ある?御馳走するよ」
「え。いいのですか?」
「いいよ。何時も、さわ には頑張って貰っているからね」
「さわ は、かつみ様の側に居られるだけで満足です」
「さわ。さん って呼びなさい」
「はっはい。申し訳有りません」
「まぁいいよ。何か食べたい物ある?」
「さわ は、かつみさんと一緒に食事できるから、なんでも構いません」
「う~ん。そうだね。静岡おでんの店があるから、そこにしよう。いいよね」
「はい」
僕たちは、おでんを食べに、信号を渡り交差点近くにある店舗に入っていった。
食事を終えて、さわ と夜の公園を歩き始めた。
自転車置き場の側の入り口から入ると、遊技場がある。そこで、軽く話す事にした。滑り台が一緒になっているジャングルジムがあるので、ジャングルジムに腰掛けて、さわ と話すことにした。既に、冬と言ってもいい時期なので、寒さが身に染みる時期になっている。さわ は、僕の夏物の服を着てきたので、寒そうにしていた。
しょうがない。
「さわ。おいで、僕の上に座っていいよ」
「え、本当ですか?」
「あぁいいよ。早くおいで」
そういって、僕は さわ の手を引っ張った。スカートは、僕がこの前買った物をはいていた。今、さわ が外にはいて出れるのは、これしかないからしょうがない。さわ は、僕の上に座った。僕は、優しくコートを さわ にも掛かるようにした。さわ は、僕の胸に身体を預けるような姿勢になった。
「さわ。今日はどうしたの? 珍しく、おねだりなんかして」
「ゴメンなさい。今日どうしても、かつみ様が欲しくて、昼間一人エッチをしてしまいました」
「ん」
「それで、かつみ様にその事を言ったら嫌われると思ったら...怖くて、怖くて、それで最後になるなら、最初の公園で可愛がってもらおうと、思ったのです」
「馬鹿だなぁ。それ位じゃぁ捨てないよ。怒るけど。ね」
「本当ですか」
「あぁ本当だよ」
「それに、今日、丁度1ヶ月目である事には間違いないからね。今日は、さわ がして欲しい事をしてあげるよ」
「かつみ様。本当ですか?」
「あぁいいよ。言ってご覧」
「かつみ様。欲しいです。部屋の中では、かつみ様。入れてくれないので、寂しくて、哀しくて...」
「あぁそうだったね。部屋の中では、指しか入れないからね」
「ここで入れてください。声我慢します」
「解った。入れてあげるのはいいけど、解っているよね」
「はい」
そういって、さわ は、穿いてきたショーツを脱いで、自分の僕のスーツのポケットにしまった。もう濡れているのがわかる位だった。そして、僕の前に跪いて、僕の物を取り出して、口に含んだ。そして、大きくしようと始めた。最近、さわ も解ってきたらしく、コツをつかみ始めている。程なくして、僕の物も準備が出来た。そして、さわ は持って来ていた。ゴムを取り出して、自分で僕の物に被せた。そして、大きく息を吸い込んで、上に乗ってきた。動く度に、老朽化したジャングルジムが悲鳴をあげていた。座っている僕のお尻も痛くなってきた
「さわ。場所を変えよう」
もう少し先に行くと、街灯が全くない木々に囲まれた場所がある。そこに移動した。暗闇と行っても、道路に面した場所である事には間違いない。車が通る度に光が足元まで来る。人の話声も聞こえる。さわ は、ここで SEX するのを好んだ。
「かつみ様。さわ は幸せ者です」
「どうしたの?」
「かつみ様が、さわ の中に入っています。もっと気持ちよくなりたいです。逝ってもいいですか?」
「いいよ。逝ったら終わりだからね」
「え。それなら、我慢します。ずぅ~と入れていてください」
「ダメ。寒いからね」
「さわ 今日は、特別に続きを部屋でしてあげるっと言ったらどうする?」
「え。え。本当ですか。あぁんんくっ」
「どうした?ほら、言ってご覧」
僕は、動きを早めて、さわ の一番弱いところを刺激するようにした。
「いじわる。かつみ様。本当に、本当に、お部屋で続きをやってくれるのですか? さわ を可愛がってくれるのですか?」
「どうして欲しいか言ったらね。ほら、どうして欲しいの?」
「あぁぁんくぅっっあぁ。欲しいです。かつみ様が欲しいです。もっとぉ。んはふぅあっ」
「あはふぅん。あぁぁくぅぇあ」
それだけ、言葉にならない言葉を話すと、さわ は俯いてしまった。
「かつみ様。ゴメンなさい。我慢出来ませんでした。逝ってしまいました」
「そう。それじゃぁ終わりだね。部屋に帰っても続きは必要ないよね?」
「嫌です。かつみ様。何でも言うこと聞きますので、お部屋でお願いします」
「本当に、何でも言うこと聞くんだね」
「はい。お側に置いて頂けるのなら、どんな事でもします。さわ をもっと、可愛がってください」
「解った。それじゃぁまず部屋に行こう」
僕は、ゴムを外しながら、そう言った。そして、さわ はゴムが外れた僕の物を見て
「かつみ様。さわ に、出してくださらないですか?」
「ダメ。帰るよ」
「でも、大きいままでは、大変なのでは?」
「大丈夫だよ。すぐに治るから、それよりも早く部屋に行こう。寒いよ」
そう言いながら、僕は物をしまって、さわ の手を引っ張って、家路へついた。実際に寒くてそれどころではなかったのも真実だった。