【彩の目覚め】第四話 後輩の困惑

   2021/11/30

ぼくは・・・。いや、わたしは、彩。彩と書いて、”さや”と読む。社会人になったので、”ぼく”は使わないように注意していた。

今の状況に困惑しています。


今週の半ばに発覚した、ぼくが犯した仕事のミス。対応を行うために、先輩と一緒に客先に赴いた。ぼくのミスなのに、先輩は”朝月さんは悪くない”と言ってくれて、慰めてくれた。客先では、お客さんに監視されながらモジュールの調整と修正を行った。お客さんの前で作業をするのは初めてで、皆がちらちら見ている。すごく緊張してしまって、喉が渇いてしまった。それに・・・。朝から、心配で食事も喉を通らなかった。お客さんの前で、お腹が鳴るのは恥ずかしすぎる。いろいろなことが重なって、お客さんが出してくれる飲み物を飲み干してしまった。

そして、先輩の前でおもらし・・・、思い出したら、恥ずかしくて・・・。
そのあと、家まで送ってもらった。部屋の前まで来てくれた。エッチな動画とかであるように、そのまま襲われてもよかった。いや、襲ってほしかった。でも、先輩は頭を軽くなでるだけで、部屋に帰ってしまった。

部屋に帰ってから、汚したパンツとストッキングがないことに気が付いた。
先輩に、「脱げ」と命令されて脱いだ。先輩から渡されたハンカチで、拭いた。ハンカチとパンツとストッキングは・・・。ビニール袋に入れて、先輩に渡した。先輩が・・・。ぼくの履いて・・・。一日・・・。正確には、一日半以上履いていたパンツを・・・。客先で・・・。緊張から、汗も沢山・・・。それに、先輩と並んでベンチに腰掛けていたときに・・・。

部に帰ってきてから、スーツ姿で待っていると、先輩からメールが来た。
絶対に呼び出しだと思った。だって、ぼくのパンツを持って帰っている。先輩なら、ぼくの初めてを・・・。彼女には、なれない。先輩には好きな人がいる。だから、ぼくは先輩に迷惑をかけた罰で犯される。身体の関係でもいい。

メールは、仕事のメールだった。
先輩が議事録をまとめてくれた。ぼくの仕事なのに・・・。お礼を・・・。最後に”月曜日に議事録の不明点を相談する”と、書かれていた。急な依頼でもないし、月曜日でも間に合うと言われていたのを思い出した。ベンチに座っている時は、漏れそうで、我慢していた。でも、先輩の隣に座っていたかった。

それで・・・。
そうだ。同期に貰った、甘いお酒を飲んで、先輩からの呼び出しを待って居ようと思った。
ぼくも、22歳だ。お酒も飲める。一口だけ飲んだが、甘かった。半分くらい飲んだら、身体が暑くなって・・・。夜中に何度も目を覚ました。

5時までは覚えている。でも、寝てしまった。気が付いたら、出勤の時間を知らせるアラームがなった。
先輩からの呼び出しが入っているはずだと思って、メールやスマホの着信を確認したけど、連絡は入っていない。

ぼくは、落胆してしまった。ぼくに魅力がないから・・・。おっぱいも大きくないし、下の毛も生えていない。

残っていたお酒を飲み干して、考える。
そうだ。先輩に、おもらしを黙っていてもらう為に、ぼくの初めてを捧げればいい。ぼくを犯してくれる。そうしたら、今後もぼくを犯してくれる。先輩を思いながら慰めたときに考えた妄想では、先輩はぼくを会社でも犯してくれる。

いい考えだ。
もう一本のお酒を飲んで、先輩から連絡がなければ・・・。そうだ。犯されてもいいように、昨日のスーツを着ていこう。ブラもキャミもいらない。スーツだけの姿なら、先輩も犯してくれる。

そうだ。
先輩の部屋は知っている。ぼくの部屋の真上だ。寮に入る話があったときに、調べた。だれも、階段の近くを選ばなかった。ぼくは、階段を使うのが好きとか言って、先輩の真下を選んだ。今度、このフロアの部屋の契約が切れる。同期のほとんどは、自分で部屋を借りるようだが、私は先輩の隣の部屋が空いているのを知って、寮に残ることにした。今度は、隣になれる。申請が通れば・・・。

関係のないことを考えていたが、先輩からの呼び出しがない。
スーツ姿で待っていてもダメ?
それなら・・・。ぼくは、スーツの上下だけを着て、部屋を出た。階段を使って、先輩の部屋の前に立つ。周りには人がいない。
寝ている人も多いだろうけど、先輩の部屋から見える部屋は空き部屋だ。先輩の同期が使っていたけど、引っ越してしまっている。結婚をしたらしい。

ぼくも先輩となら・・・。ダメ。先輩には、好きな人がいる。それに、ぼくのようにエッチな子は好きじゃないはず。先輩のペンで自分を慰めたり、先輩の椅子に座って興奮したり・・・。誰もいない時だけだけど・・・。先輩を目で探していたら、つまずいてしまうような子は好きじゃないはず。それに、22歳にもなっておもらしをして、先輩に後始末を命令されてしまった。

勇気を振り絞って、インターフォンを鳴らす。
寝ているのかな?返事がない。

え?開いた?

ドアがいきなりあいて、休日なのかスエットを着た先輩が姿を表す。

ここから、ぼくの記憶は曖昧過ぎる。
部屋に入って、スカートを捲って、下半身を先輩に見せた。黙っていてもらう変わりに好きにしてもらおうと思った。黙ってもらうのも本音だけど、好きにしてもらうのが狙いだ。ぼくは、卑怯だ。

それから・・・。
思い出せない。でも、先輩にキスをしてもらった。抱き寄せてもらった。
先輩に好きだと言った。先輩が好きだと言ってくれた。

全裸の状態になっている。
先輩も全裸のようだ。ぼくには布団をかけてくれている。先輩の腕を枕にして・・・。寝ている。先輩の寝顔が目の前にある。下を触ると、ぐちょぐちょになっている。体験しちゃった?よくわからない。処女膜が破れていれば指くらいは入るよね?

ダメ。今までと同じで入らない。大好きな先輩の顔をみながら、先輩の使っている布団に包まって、先輩の匂いに包まれて、先輩の腕を枕にして、私は下半身を触ってしまった。指が止められたい。声を出さないように布団を咥える。

気持ちよくなってしまった。
こんな変態な子でいいの?

先輩はまだ起きない?
先輩も全裸だ。ぼくも全裸だ。ぼくにだけ布団をかけてくれている。

先輩にも布団をかければ、先輩に抱き着ける?普段も寝る時には、布団に包まって頭まで布団を被ることがある。息苦しくはない。

先輩に布団をかける。腕枕は名残惜しいけど、先輩に抱き着いて寝るのも・・・。
先輩は横になっている。先輩の胸に顔を押し付けるようにする。身長差があるけど、先輩の男性器がぼくの小さなおっぱいに当たる。足に足を絡めて、先輩の胸に埋まるようにして目を閉じる。先輩の匂いに支配されている。

先輩が伸ばしていた腕を、ぼくの背中に回してくれる。
起きているの?まだ寝ているの?

わからない。わからないけど、嬉しい。先輩に抱きしめられている。

え?
先輩が寝返り?

ぼくの抱きかかえるようにして、先輩が下になって、ぼくを先輩の上にのせた。両手で抱きしめられる。おっぱいを押し付けるようになる。ぼくの股が先輩の性器を挟むような位置だ。想像したら・・・。ダメ。考えないようにしても、濡れてくる。先輩にエッチな子だと思われるのは・・・。いいけど、嫌われたくない。

ぼくは重くないの?身長も低いし、おっぱいも小さい。体重は平均以下だと思うけど・・・。重くないかな?

あっ・・・。
先輩の性器が大きく・・・。あぁぁぁぁ恥ずかし。先輩の性器を握りながら、自分で慰めてしまった。先輩に見られた。エッチなぼくを・・・。全部見られた?

悶えていると、布団が外されて、顔が出されてしまった。にこやかに笑う先輩。

「おはよう。彩。自分の状況は解る?」

うなずく。

「おまんこで感じているよね?」

え?と、思うが、ぼくも大人だ。意味はわかる。解るから、うなずく。

「でも、もう少しだけこうしていよう」

「・・・。はい」

いいの?先輩は、ぼくを抱きしめながら目を閉じた。ぼくは、先輩の胸で、先輩の匂いと体温を感じながら目を閉じる。最高に贅沢な時間だ。

大好きな先輩に抱かれている。
大好きな先輩に包まれている。
大好きな先輩が目の前にいる。

先輩。大好き!