【彩の目覚め】第二十三話 後輩の起床
先輩に抱きついて眠りについた。
大丈夫。ぼくは、そこまで耄碌していない。覚えている。身体もしっかりと先輩を覚えている。
ぼく、寝相が悪い?
そんなことはない。はずだ。先輩の寝相が悪い。それは、これから解る。
でも、解っていることがある。
布団の中で、先輩に抱きついていた。先輩の腕に抱きついていた。先輩の匂いで満たされて、眠りについた。
今の状況を確認しよう。
先輩は、まだ寝ている。寝ているよね?胸が上下している。規則正しく動いている。寝ている。
ぼくは、先輩に抱きついている。
うん。間違いはない。先輩の胸板を感じている。
問題は、足の位置だ。
先輩も、ぼくを抱きしめるように寝ている。ぼくが胸元にいたので当然だ。ぼくの身体を抱き寄せている。すごく嬉しい。
先輩は、足でもぼくを抱き寄せるようにしている。ぼくの身体に、先輩の足が絡んでいる。
そして、ぼくと先輩は全裸の状態だ。
幸いなことに、先輩のおちんちんは大きくなっていない。大きくなっていないが、存在感はある。ぼくの股に当たっている。そう・・・。ぼくのおまんこに先輩のおちんちんが当たっている状況なのだ。
ぼくも寝ているときなら大丈夫だけど、起きてしまった。
先輩の匂いを感じて、先輩の鼓動を聞いて、先輩の体温を感じてしまっている。
簡潔に表現すると、ぐちょぐちょになっている状態なのです。
毛が生えていないから、遮るモノがない。
先輩のおちんちんがぼくのおまんこに当たっている。
この状況だけで、おまんこが濡れて来るのが解る。触りたい。でも、動きたくない。先輩を強く抱きしめる。
”あっダメ!”
先輩の足が、ぼくから離れる。先輩の空いている腕がぼくの背中に回される。完全に逃げられない。それだけではない。先輩の開いていた足が閉じられてしまった。その結果、ぼくの足が開いてしまった。膝が布団に・・・。膝がめり込むくらいにやわらかい。先輩の腕がぼくを支えてくれているから、大丈夫だけど、先輩の腕の力が弱まったら・・・。
先輩のおちんちんの上に跨ってしまう。
大丈夫だよね?
本当に、起きていないよね?でも、さっきよりは、おちんちんが硬くなっているように思える。ぼくの腕は先輩の腕に抱きついている。離したくない。
そうだ!聞いたことがある。男の人は、朝になると硬くなる。先輩も、それだ!
解っても、何も解決していない。
おちんちんが、ぼくのおまんこを刺激している。どんどん、濡れて来る。入れたくなる。入れたら気持ちよくなれるかな?でも、ダメだよね?先輩に呆れられたくない。我慢。我慢。我慢。でも、少しくらいなら・・・。
そうだ。ぼくも目を瞑って、寝ていることにしたら!
それなら、寝ている時に、偶然・・・。ダメだよね。大きくなっていない状態でも、おちんちんから出る汁には、精子が居て、妊娠の可能性が”ゼロ”じゃないと教えられた。ぼくは、妊娠しても・・・。先輩との子供なら、嬉しいけど・・・。まだ先輩を独占したい。それに、住む場所も考えなければならない・・・。先輩を、母さんたちに紹介していない。母さんたちなら、笑ってくれるけど、先輩が気にしそうだ。
関係ないことを考えても意味がなかった。
おまんこがグチョグチョになって、先輩のおちんちんも刺激されているからなのか、さっきよりも大きくなっているように思える。ぼくが、先輩のおちんちんの上に乗っているから?
”ダメ”
先輩が動いた。
入らなかった。でも、先輩の大きくなったおちんちんがぼくの股に当たっている。
少しならいいよね?
下じゃなくなった。
”あん”
気持ちがいい。
先輩のおちんちんでオナニーをしている気持ちだ。ダメ、動いちゃだめ。
どんどん、気持ちよくなってくる。
先輩の匂いで、頭がおかしくなりそう。
ぼくの匂いと先輩の匂いがまじりあっている。
”あっあっあ・・・。あん”
気持ちがいい。
先輩のおちんちんが欲しい。そうだ!動いて、動いて、動いて
腰を動かして、うん!
先輩のおちんちんが大きく硬くなった。
もう我慢できない。
先輩の腕を離す。
先輩も、背中に回していた腕から逃げるように、身体を下に移動させる。
そう。これは、寝返り。
ぼくは、寝相が悪い。だから、しょうがない。そう、寝返りだ。
先輩の大きくなったおちんちんがぼくのおまんこを刺激する。まだダメ。
少しだけ・・・。そう、ぼくは寝ているから大丈夫。少しだけ強引だけど、先輩の足の間に足を入れる。
あっ!開いた。ぼくが足を揃えて、先輩の足の間に入る。
また、寝返りをする。おちんちんは、ぼくのお腹の下だ。先輩のおちんちんが濡れている?ぼくのエッチな汁が付いている?それとも・・・。
お腹をひっこめても、先輩のおちんちんが大きくて・・・。
もう少しだけ寝返りをする。今度は、ぼくのささやかな胸を刺激する。乳首に先輩の・・・。気持ちがいい。こんなに、乳首も感じられるの?先輩のおちんちんだから?それとも、セックスを経験したから、身体が敏感になっている?前後に動いてみると、乳首を先輩のおちんちんの先端が刺激してくれる。すごく気持ちがいい。身体を支えているから、乳首やおまんこを触れないけど、もう少しだけ寝返りをすれば・・・。
先輩の足が動く、寝返り?
ふぅー大丈夫。先輩は起きていない。
ぼくの首に手を置いてくれる。
ごめんなさい。ぼくは、寝ていて、もう少しだけ寝返りをします。
あと、2-3回で目的の場所に辿り着く。おまんこがさっきから、どんどんエッチな汁を出している。
もう少し。
よし、寝返り終了。
目の前に、先輩の大きくなったおちんちんがある。
本当に、大きい。これが、ぼくの中に入っていた。
先輩のおちんちんを舐める。
やっぱり、おいしい。ぼくのエッチな汁が付いているかもしれないけど、先輩のおちんちんはおいしい。
先輩の手がぼくの頭を撫でる。
「彩」
「!!せっ先輩!?」
「おはよう」
「・・・。あの・・・。おはよう。ございます」
上から聞こえる先輩の声は怒っていない。
笑いを堪えている。
また、頭を撫でてくれる。
続きをしていいの?
「続けて」
「はい!」
先輩が、いつから起きていたのかわからないけど、ぼくがやろうとしている事に気が付いて・・・。許可を出してくれた!
「ゆっくりやりなさい」
「はい」
「竿の部分もしっかり舐めなさい。先端は、舌で刺激するのだよ」
「わかりました!」
先輩に言われた通りに、おちんちんの硬くなっている部分を舐める。
先輩のおちんちんが、さっきよりも硬くなる。ぼく、気持ちよくできている?解らないけど、しっかりと舐めよう。
手も使って、おちんちんを持って、先端部分の隙間に舌を入れる。先端部分しか入らないけど、しっかりと舐める。おいしい。先輩のおちんちんから汁が出ている。口を大きく開いて、おちんちんを咥える。舌で全体を舐めるようにする。
感じてくれている?
ドクン。ドクン。している。
「精子は捨てるのだよ」
え?ヤダ!全部、飲む。
あっ
手で竿の部分を刺激する。
まだ、硬くなる?
欲しい。ぼくの中に入れて欲しい。
ドクン。ドクン。が、早くなっている。
一度、口を離して、先輩のおちんちんをしっかりと見る。お風呂では、よく見えなかった。今も、布団を被っているから暗いけど、目が慣れてきて、しっかりと見える。そうだ!
身体を四つん這いの恰好にすれば、光が差し込む。もっとしっかりと見たい。
これが・・・。
手を止めて、口に咥える。おいしい。欲しい。
あっ。
「彩。出すぞ」
口の中に、精子が出てきた。
嬉しい。ぼくが先輩を気持ちよくできた。
沢山でてきた。口の中に沢山の精子が・・・。全部、飲み込む。
精子を出したおちんちんもしっかりと舐める。口の中に入れた状態にしている。
まだ、ドクン。ドクン。している。残っている精子も全部、舐める。
竿の部分もしっかりと綺麗にする。
「彩!」
「ダメです!まだ、綺麗になっていません!」
「わかった。好きにしていいよ。あとで、お仕置きだぞ」
「・・・。はい」
お仕置き?
なんで・・・。ぼく・・・。お仕置きをされると聞いて嬉しくなった。おまんこに触っていないのに、逝きそう。先輩のおちんちんを舐めているだけなのに、触っていないのに、逝きそう。ダメ!逝く!